大腸がんの説明会に参加する

大腸がんの説明会に参加する

 

説明会に参加するまでは、個別で検診結果について詳しく説明してくれるものだと思っていました。

 

しかし、実際の説明会は自分がイメージしていたものとは違うものでした。

 

指定された時間に行くと、大きな会場に50人を超えるくらいの人が来ていました。30代くらいで子育て中のお母さんと思えるような人から、定年して年金生活をしている感じのお年寄りまで、男女比も同じくらいの割合でした。

 

最初の印象は、「こんなに大腸がん検診で陽性になる人がいるのか」ということです。

 

 

こんなにいては、一人ずつ個別に対応はできないし、講義を受けるような形式で説明になるのは、時間的にも仕方ないのでしょう。

 

 

受付で資料をもらって、空いている席に着き、説明が始まるのを待ちます。

 

会場に来るまでは、「自分はどの程度がんの可能性があるのだろう?どの程度血液が混じっていて、それからするとどのくらい悪いのだろう?確かに最近お腹の調子はいいとは言えないけれど、痛くはないけれど・・・」いろんな気持ちが錯綜していました。

 

しかし、実際に会場でこんなにたくさんの人が陽性の結果が出るのなら、がんになる人数からしたら、そう心配しなくても大丈夫かなと少しほっとした思いもありました。

 

ある程度、説明会に参加するまでの間に、大腸がんのことや内視鏡検査のことは調べ予備知識はあったので、「検診で陽性になったからといって、がんとは限らない」と知ってはいたのですが、不安が全てなくなったわけではありませんでした。

 

 

 

説明会の時間になり、60歳くらいの優しそうな感じの先生が説明を始められました。その先生は医師会から派遣されているようで、ご自分でも開業されていて内視鏡検査をかなりされているという自己紹介でした。

 

 

まず最初に説明されたのが、大腸がんがどういうものなのかということです。だいたいのことは事前にネットなどで調べていたので知識はありましたが、やはり実際に専門の先生の説明をスライドを見ながら聞くと分かりやすいですし、正確に理解できたように思います。

 

 

先生の説明で印象に残ったのは、

 

・大腸がんは、がんになったからと言ってすぐに命にかかわるものではない
・検便はスクリーニングだけで、内視鏡検査をしないと実際には分からない
・検診で見つかって内視鏡検査を受ければ早く対処できる。
・逆に言えば、大腸がんで命を落とす人は、検診を長い間受けていない人が多い
・だから内視鏡検査を、半年以内くらいには必ず受けてください
・陽性の人で実際にがんと診断される人は2〜3%の確率しかない

 

というようなことでした。

 

 

ここまでは、誰もが納得できることです。だから内視鏡検査を受けなければ、とは思いますが、問題になってくるのは内視鏡検査が実際にどのくらい大変なのかです。

 

胃のバリウム検査のように、バリウムを飲むのはつらいけれども、痛いとか怖いというイメージのない検査なら、直ぐにでも受けようと思いますが、一般的な内視鏡カメラを使った検査は、そう簡単に済むようなイメージではありません。周りに内視鏡検査を受けた人がいなければ、直接どうだったか聞くこともできないので、イメージ先行でどうしても避けたくなってしまいます。

 

 

 

大腸がんについての説明の後、後半は内視鏡検査についての説明がありました。

 

事前に調べた知識で、どうやるのかはだいたいわかっていましたが、一番知りたいのはどれだけつらいのか、痛くないのか、検査に耐えられるのかといったことです。

 

そのあたりの説明はありましたが、こればかりはやってみなければ個人差もあり分からないということでした。人によって腸の曲がり具合も違うので、やってみなければわからないそうです。

 

その時に感じたのは、実際の検査をする人の技術で痛みの違いは出てきそうだということでした。あまりうまくない先生にやってもらうと結構痛かったりするようで、できればその時説明してくれたような熟練した先生にやってもらいたいな、という気持ちでした。

 

しかし最終的には、やっぱりやってみなければ、どれだけつらくて痛いのかは個人差があって分からないということです。

 

なので、いくら考えて情報を集めたところで、結局はやるかやらないかは本人の決断次第になってしまいます。

 

 

 

一通り、大腸がんについての説明、内視鏡検査についての説明があり、それで説明会は終わりました。

 

後は、もらった内視鏡検査をしている病院リストから、検査を受ける病院に予約をしてくださいということでした。

 

 

その説明会でも言われていましたが、このような説明会に参加しても、内視鏡検査を受ける人は、正確にデータをとっているわけではないけれど、実際には半分くらいの人しか内視鏡検査は受けないそうです。

 

理由は、内視鏡検査が怖い、がんが見つかるのが怖くて逆に受けたくない、費用の問題、自分は痔があるからと都合よく解釈してしまう、など様々なようです。

 

 

今回直ぐに受けなくてもという思いもありましたが、でももし受けなくて後で見つかってそれが大きくなってしまっていたら、そう考えると、内視鏡検査はできればやりたくないけれど、検査を受けることにしました。

 

 

内視鏡検査の予約をする